うえこみ屋さん

懲りかたまった小さな世界で
何も感じず、何も見ず
何の危機感さえ覚えず
ほめられることだけを望みごまかし
生きることを選んでしまった、
あわれな踊り人たちに
エールを送りつづけることが、
果たしていいことなのか?

 

自問自答をくりかえし過ぎて心が少々、きつくなってきた。

自分が決めた大きなお世話の任務とはいえ、
人にはそれぞれの立っていい位置と、
分相応の場所があるのかもしれないということを
つくづく思い知る日々です。

 

なんとかなんとか苦しみ抜いた先にある、
確かな感動にたどりついて、
本当の喜 びに出会ってほしいと願いつつも
響かなくて、手ごたえがなくて
流石の流石もへこんでいます。
親の心、子知らず…的です。

 

私はただのうえこみ屋

心をこめてうえこんでも
育つか育たないかは相手しだい

 

 

南流石

 

02/23/08

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