聞くところによると
私の振り付けの創り方は特殊らしい。
1、依頼を受ける
2、アーティストやクライアントと打ち合わせをする
3、音を聞く
4、振り付けを行う
という1~4が通常の流れらしい。
しかし私の場合は
1、依頼を受ける
2、アーティストやクライアントと打ち合わせをする
その時点で私の頭の中では、かなり具体的な「え」や「動画」が
平面ではなく3D映像のように飛びかっているのだ。
その際に、人の話す言葉やイメージが「え」になっていくのだ。
3の音を聞く前に実はおおかた出来上がっているのである。
なので4の作業で時間をかけて振り付けを悩む事はないのである。
しかし、私の作品を仕上げるまでのリハーサルはしつこく長い
なぜならば、当初頭の中で描いた3D映像の勢いや繊細さの質に向けて
とことん追求するからだ。
ということで、早いんだか長いんだかわからないとよく云われる。
南流石
06/03/10