流石な春日々

不定期ながらHPに「流石な日々」を書き始めてしばしの時がたった・・・
振り返ると、自分の精神状態の浮き沈みがよくわかる。なかなか自分なりに激しい日々。
もう少し「軽く生きれば・・・」とささやく声に聞く耳ももたず突っ走っている自分が少しおもしろい。

 

たくさんの人と一期一会かも知れない出会いをし、お互いの人となりを判別する前に、一緒に「ものを創る」なんて
アクロバティック過ぎるかもしれない。無理のある危険な私の選んだその「場所」はやはり大きな落とし穴や
哀しみもついてまわる。

 

時に悔しすぎてテーブルを蹴り、現場の片隅で帽子を深くかぶって泣きに入り、呼吸を整えたり、普通なら通りすぎる道端の
占い師に「どうなのよ?」と問いかけてしまったりして・・・が、想いだすに小学生の頃から自分には、自分の心の基準がある。
その基準の許せるラインを外れた時、異常に腹をたて戦いのモードになってしまう・・・人に対して、創るものに対して
何よりも自分に対して「本当に誠実なのか!!」というシンプルな基準だ。

 

「流石な日々」を書くのは多分、自分に対して忘れちゃいけないその心の基準の確認の為だろう・・・
もしかしたら、ダサくて恥ずかしい自分の心の流れを書き残しているのかもしれないけど・・・
何日か前に、随分ぶりに大切な友人にTELした時「最近落ち込んでるな」と自分でもビックリする言葉を聞き
「なんで知ってんの?」と聞き返したら「日記読んでるよ」との返事・・・うれしかった。

 

なんか逢っていなくても、人とつながっている事が、すごいと想った。
自分が好きで生きているこの世界のあれこれをわざわざ会って聞いてもらうの事は
多分違うけれどそんな短いTELでの会話のあと、私は笑顔になっていた

 

そして、昨日【LB 中洲通信】という雑誌の取材を受けた。そのライターの和田さんはじゃがたらを、とてもよく知っていて
又、「流石な日々」も読んでくれていた。普段の取材とはちがい、私の生き様と心の基準を知っている和田さんとの取材の時間は
とても心地よい緊張感のある素敵な時間となり、素直に言葉を出すことができた。
そして本日、本当に数ヶ月ぶりのお休みの日だった。
その友人と、中洲通信の和田さんのおかげで、身体だけではなく心も想いっきり休んだ。

 

南流石

 

05/05/04

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