先月の末から京都に行っていました。
新体操の芸術競技会の審査員として、全国から集まった300人近い少女たち
日々の訓練、日々の努力の賜物を堪能させてもらいました。
話を聞くと、想像を遥かに超える厳しい世界のようです。
近頃の自分は踊りだけではなく、こうして芸術スポーツの新体操やフィギュアスケートにも
関わらせてもらうようになり、そこで出逢うたくさんの異種なジャンルのスペシャリストの
生き様や想いにゾクゾクと嬉しい刺激をもらっています。
そして、日本人としての課題は踊りもそれらのスポーツもやはり芸術面の向上のようです。
「オリジナリティをだす」
この一言は簡単に言葉にはできるけど
なかなかどうして、簡単には産まれないみたいです。
右脳と左脳の入れ替えか、分量の配分からなんとかしないと道のりは長そうです。
閉会式の表彰を終え、その少女たちに少しでも、採点順位だけではないと、何かを伝えたくて
「今日のことは結果としての事実だけど、明日はみんなまだ真っ白だよ、自分次第でどんな色にもなれるんだよ」
とエールを贈りました。
まだ、つぼみのような少女たちの花が
いつの日か「満開御礼」になったとき、お花見に是非伺います。楽しみ楽しみ。
南流石
04/03/07